うちのケッタ変わりに愛用の、1969年生まれの“あんどんカブ”
写真は、去年の今頃です。
今年は、まだ寒い(泣)
昨年の冬からこないだまで、全然乗ってなくて、先日久しぶりにエンジン始動。
勢い良くエンジンかかったものの…
やっぱりバッテリーあがってました。
このまま走ると点火系やら電球が死んじゃうので、即ストップ。
高くてボロくてすぐ死ぬ6Vのバッテリーを買うのはなぁ~
とまぁ、一気に12V化を敢行する事に!!
…意外と簡単でした。
用意したのは…
・12Vのレギュレター(ホンダの原付に付いてるやつならなんでも)
・12Vウインカーリレー(汎用)
・12Vホーン(汎用)
・12Vバッテリー(いわゆるカブサイズ)
・他に、配線、ギボシ、工具、12Vの電球等が…ちょいちょい
今回は、全て新品の部品を用意したので、部品だけで5000円ちょいかかりました。
程度の良い中古をコツコツ集めたなら、もっともっと安いです。
まぁそれでも、巷でよく見かける“6V→12V化キット”の、約半額で済んだんで、ヨシ!!!!
さてさて、作業へ
右のサイドカバーをパカッとな…
40年前のアンティーク丸出し、ボロ丸出しです。
でもシンプルで好きですw
左のシルバーの筒は発電コイルじゃなくてウインカーリレー。
右の赤い四角い板が、電気を整流する装置(セレン板)です。
…ごそっと取る。
エンジンから出てるジェネレーターの配線から分岐取って、アース取って、新しい部品に配線を入れ替え…
ちょちょいの、ちょい!!
工作に慣れてる方なら30分もかからない作業です。
僕は1時間コースでした、これで風邪ひきましたw
大事なものが手配できてないので、初日はこれで終わり…
次の日に、注文していた「現行カブ用バッテリーケース」が来たので、装着!!
ポン付け、ボルトオーン!!!
…と素直にいってくれず、色々細々と切ったり削ったりしました。
しかし、スッキリまとまったので良し!!!
で、サイドカバーを戻す
名古屋の隠れた巨匠、setsu君の絵が妖しいです。
そして12Vホーンも取り付け完了、試しに鳴らしました。
今までのスッカスカの死にそうな弱い音色だった6Vとは大違い!!!
ん~うるさいw
ウインカーも、自己主張全快!!!
恥ずかしいくらい明るくて、常に乱れることなくリズムよく元気に点滅してました。
ライトの電球のみ、買うの忘れたから後日にでも試します。
いやはや、金額以上に費用効果の大きい改造でした。
見た目は当時、中身は現代
旧車は「どうせボロだから、壊れるから」「こんなもんでしょ」で済ますのは簡単だし、それでも良いんだけど…
現代のバイクの良いところ、使える技術はどんどん惜しみなく注入したいです。
それで、もっと旧車が好きになれるしね。
所詮、どんな新型の壊れないバイクも、ぼっろい古いバイクも、走ってなんぼ。
飾りなら、いらないです僕。
そんな中、友人が愛車のバスで登場
彼は、かれこれ9年ほどこのバスに乗っている。
車を見れば、喋らなくても彼の旧車に対する愛情や考えが伝わります。
ただのマニアじゃないので所有物で終わらず、毎日ガンガン通勤~お買い物までこれ1台でちゃんと走ってるので、車に説得力があります。
ショーでは目立たないだろうけど、どんな金のかかったピカピカの車よりも僕には輝いて見えるよ、タクちゃん。
新しいモノをハナから差別も否定もする気は無い、古いモノもまだまだ負けないよ!!!
っていう話でした。
区別はガンガンしてますけど。
以上で御座います。